2017年 06月 08日
オーストラリアの高校で学ばなければわからない日本との違い |
海外留学では日本で今まで暮らしてきて当たり前だと思ったことがオーストラリアでは違うことがわかり、その違いから多くのものを学んでいくこともとても大切なことだと思います。
オーストラリアの高校では日本の高校と違うことがいくつかあります。今日はその中の少しを紹介したいと思います。
よく知られていることから。
生徒は掃除をしない。
日本は学校の掃除は生徒がするのは当たり前。しかし、オーストラリアでは生徒が掃除をしないのが当たり前。じゃ誰が掃除をしてくれるの?
掃除は業者がしてくれます。生徒が掃除をするかどうかは、宗教によって解釈が異なり、仏教圏は生徒が掃除をする国が多いですが、キリスト教圏は業者が掃除をするのがほとんどです。学校は勉強を教えるところであって、生徒も勉強をするために学校に通っているという解釈になるようです。
食事は休み時間なら何時に食べてもいい。また室内での飲食は禁止。
オーストラリアも基本的には食事の時間は決まっていて、ほとんどの人が長い休憩時間の2回目1時前くらいの時間に食事を取ります。しかし、オーストラリアの場合は、それ以外の休み時間に飲食をしても問題はありません。ただ、オーストラリアでは室内での食事は禁止されています。これも宗教上の違いだと思いますが、教室は勉強するところであり、食事は食堂で食べるのが常識。そうでなければ、室内ではなく、屋外で食べる。
確かにそう考えると、私自身は納得するところもあります。
車で学校に行くのも可能。もちろんバイトも自由。
オーストラリアでは州によっても違いがありますが、17歳で免許は取ることができます。そして、親の許可があれば車での通学も可能です。もちろん学校が推奨しているわけではありませんが、国の法律には逆らわないのが基本です。
またアルバイトは12歳から可能です。バイトの時給も基本的には年齢給であるために、年齢の低い生徒の時給はとても安いです。親が社会勉強としてアルバイトを子供に許可させれば、学校が口出しをすることではないという考え方です。
日本の場合は、法律上は許可されていても、学校では禁止されていることが多いですよね。ただ留学生は、学校が親代わりですので、その点は親代わりという観点から禁止させられる場合もあります。
ベルが鳴れば、先生も生徒も速攻で授業を終わります。
日本では先生がまだ話を続けているにも関わらず、授業の時間が過ぎたからと言って教室を出ることはありませんよね。当たり前ですけど。しかし、オーストラリアではそのようなことは当たり前。常識で、仮に先生が話していようが、時間が過ぎたら終了。また、実は先生も同じような考えで、先生も終わりが近づくと途中で話をやめて終了のベルを待っている場合がよくあります。
考え方が、先生も生徒も、同じでやってあげてる。教えてあげている。という発想のような感じがします。ただ、生徒の言葉遣いなどは日本とは違い、フレンドリーな対応は生徒はしません。授業時間はしっかりと集中するが、いったん終われば、それはそれで割り切っているような感じです。
行事の参加は自由。
オーストラリアの学校にも、運動会があり、修学旅行のようなものもあり、キャンプなどもあり、文化祭などもあります。しかし、それはすべて自由参加です。強制参加ではありません。基本的に、学校には勉強をしに行く義務がありますが、運動会などは勉強ではなくイベントだという発想です。
キャンプなどは私立の学校は参加者が多いですが、公立は参加しない生徒が多く、参加しない生徒はちゃんと学校で勉強するプログラムが用意されています。水泳大会は応援のみ、学校に行かない生徒が多く、参加する生徒はほぼ全種目参加する生徒もいれば、全く興味のない生徒もいるということです。
例えば、友達もいなくて、一人ぼっちでさみしくなるだろうことがわかっていて、わざわざキャンプや修学旅行に行くのは確かに辛いですよね。また、走るのが遅いのに100m走に出てみんなに笑われるのがわかっていて走るのも辛いですよね。オーストラリアでは、いじめに対する考え方はそのような発想が基本になっています。
今日お知らせしたことは、まだほんの一部の大きなことだけです。他にも日本の学校との違いはたくさんあります。
このような日本で常識であったものが、オーストラリアでは常識ではないことを学ぶことで国際性が身についていくと思います。
勉強というのは、ただ知識を詰め込むだけではなく、日常の生活から違いを感じることによって学ぶことも多いような気がします。
オーストラリアの高校では日本の高校と違うことがいくつかあります。今日はその中の少しを紹介したいと思います。
よく知られていることから。
生徒は掃除をしない。
日本は学校の掃除は生徒がするのは当たり前。しかし、オーストラリアでは生徒が掃除をしないのが当たり前。じゃ誰が掃除をしてくれるの?
掃除は業者がしてくれます。生徒が掃除をするかどうかは、宗教によって解釈が異なり、仏教圏は生徒が掃除をする国が多いですが、キリスト教圏は業者が掃除をするのがほとんどです。学校は勉強を教えるところであって、生徒も勉強をするために学校に通っているという解釈になるようです。
食事は休み時間なら何時に食べてもいい。また室内での飲食は禁止。
オーストラリアも基本的には食事の時間は決まっていて、ほとんどの人が長い休憩時間の2回目1時前くらいの時間に食事を取ります。しかし、オーストラリアの場合は、それ以外の休み時間に飲食をしても問題はありません。ただ、オーストラリアでは室内での食事は禁止されています。これも宗教上の違いだと思いますが、教室は勉強するところであり、食事は食堂で食べるのが常識。そうでなければ、室内ではなく、屋外で食べる。
確かにそう考えると、私自身は納得するところもあります。
車で学校に行くのも可能。もちろんバイトも自由。
オーストラリアでは州によっても違いがありますが、17歳で免許は取ることができます。そして、親の許可があれば車での通学も可能です。もちろん学校が推奨しているわけではありませんが、国の法律には逆らわないのが基本です。
またアルバイトは12歳から可能です。バイトの時給も基本的には年齢給であるために、年齢の低い生徒の時給はとても安いです。親が社会勉強としてアルバイトを子供に許可させれば、学校が口出しをすることではないという考え方です。
日本の場合は、法律上は許可されていても、学校では禁止されていることが多いですよね。ただ留学生は、学校が親代わりですので、その点は親代わりという観点から禁止させられる場合もあります。
ベルが鳴れば、先生も生徒も速攻で授業を終わります。
日本では先生がまだ話を続けているにも関わらず、授業の時間が過ぎたからと言って教室を出ることはありませんよね。当たり前ですけど。しかし、オーストラリアではそのようなことは当たり前。常識で、仮に先生が話していようが、時間が過ぎたら終了。また、実は先生も同じような考えで、先生も終わりが近づくと途中で話をやめて終了のベルを待っている場合がよくあります。
考え方が、先生も生徒も、同じでやってあげてる。教えてあげている。という発想のような感じがします。ただ、生徒の言葉遣いなどは日本とは違い、フレンドリーな対応は生徒はしません。授業時間はしっかりと集中するが、いったん終われば、それはそれで割り切っているような感じです。
行事の参加は自由。
オーストラリアの学校にも、運動会があり、修学旅行のようなものもあり、キャンプなどもあり、文化祭などもあります。しかし、それはすべて自由参加です。強制参加ではありません。基本的に、学校には勉強をしに行く義務がありますが、運動会などは勉強ではなくイベントだという発想です。
キャンプなどは私立の学校は参加者が多いですが、公立は参加しない生徒が多く、参加しない生徒はちゃんと学校で勉強するプログラムが用意されています。水泳大会は応援のみ、学校に行かない生徒が多く、参加する生徒はほぼ全種目参加する生徒もいれば、全く興味のない生徒もいるということです。
例えば、友達もいなくて、一人ぼっちでさみしくなるだろうことがわかっていて、わざわざキャンプや修学旅行に行くのは確かに辛いですよね。また、走るのが遅いのに100m走に出てみんなに笑われるのがわかっていて走るのも辛いですよね。オーストラリアでは、いじめに対する考え方はそのような発想が基本になっています。
今日お知らせしたことは、まだほんの一部の大きなことだけです。他にも日本の学校との違いはたくさんあります。
このような日本で常識であったものが、オーストラリアでは常識ではないことを学ぶことで国際性が身についていくと思います。
勉強というのは、ただ知識を詰め込むだけではなく、日常の生活から違いを感じることによって学ぶことも多いような気がします。
by jatcentreau
| 2017-06-08 08:07
| 高校留学